フルモデルチェンジ版・スバル新型WRXのインテリアをインプレッション!6速MTとCVTでは大きく質感も異なり、上手く考えられた一台だ【動画有】

6速MTは割り切ったスポーツタイプ、CVTは実用性とスポーツを両立したグレードで差別化?

さてさて、2021年9月10日に世界初公開されたスバルのフルモデルチェンジ版・新型WRXですが、日本仕様は同年10月末に発表されるとのことで、恐らく近日中にスバルディーラーにも詳細な情報が展開されるものと予想されます。

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既にYouTubeなどでは、新型WRXに関する実車インプレッション動画が公開され、エクステリアを中心としたインプレッション記事をご紹介済みですが、今回はインテリアをメインとしたインプレッション記事をご紹介していきたいと思います。

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まずは新型WRX 6速MT仕様のインテリアを見ていこう

早速新型WRXのインテリアをチェックしていきましょう。
※今回も参考にさせて頂ている動画は、いつもお世話になっているRedline Reviewsチャンネルさん。

トランスミッションは6速MTとなるため、ピュアなスポーツセダンに重きを置いたインテリアとなっていますが、シート表皮はファブリックと合成皮革のコンビタイプでシンプルではありながらも、シートホールドはかなりガッチリしているとのこと。

ブラックを基調としながらも、レッドのカラードステッチを縫合することでドライバーに躍動感を与えてくれそう。

6速MTの手前には、もちろん手引き式のハンドブレーキが装備されるため、オフロードでの高い走破性だけでなく、過激なドリフトも堪能できそうですね。

かといって質感は低いというわけではない

内ドアトリムも結構割り切ってはいるものの、決して質感が低いというわけではなく、ハードプラスチックとメタル調オーナメントトリム、ファブリック、メッキ調加飾などを上手く取り入れています。

ちなみにパワーウィンドウレバーの先端にメッキ調加飾が施されていますが、こういったところはレクサスのエントリースポーツセダンISでも取り入れていないところなので、質感としては十分高いと思います。

メーター類はアナログ重視でオフロードスポーツセダンを強調

運転席のメーター類はこんな感じ。

中央に縦長の4.2インチTFTマルチカラーインフォテイメントシステムを搭載し、その両サイドにはアナログメーターを搭載。

一見して「2021年の新型車でアナログメインなのか…」と思ったりはするものの、オフロード志向を高めたスポーツセダンだからこそ、敢えてアナログチックさを強調させるところはスバルの芯の強さだったり(何でもかんでも液晶にすれば良いという考えではなさそう)。

一方でステアリングホイールは本革巻きでレッドのカラードステッチを縫合し、上質さとスポーティ感を加味(6速MT仕様なのでパドルシフトは無し)。

ギャップを感じさせてくれる11.6インチ大型ディスプレイ

そしてインパネ中央には11.6インチのタブレット型ディスプレイを標準装備。

敢えてメーカーオプションに設定しなかったところはスバルらしいところですが、日本仕様も同様の設定となるのか気になるところですね(新型レガシィアウトバックは全グレード・アイサイトXが標準装備なので、11.6インチディスプレイも強制的に搭載)。

6速MTもガチャガチャ操作。

その奥には小物スペースとUSBポート、シガーソケットが搭載されています。

肘置きは有って無いようなもの

センターコンソール部分を見ていくと、ドリンクホルダーは縦2列に配備され、その手前のコンソールボックス付きセンターアームレストは合成皮革ではなくまさかのハードプラスチック。

これはちょっと意外でしたが、「肘置きを利用してる暇なんかないのよ」と言わんばかりの割り切りで、更に結構後方にシフトしているので、実用性としてはそこまで高くは無さそう(こういうところのスバルの思い切りの良さは非常に好み)。

助手席のグローブボックスはこんな感じ。

車検証やドライブレコーダーユニットを収納しても、まだまだスペースはありそうですね。

ちなみにアッパー部分は合成皮革だと思われますが、この辺りの質感の高さはグッド。

一方でCVTモデルは更に質感を高めている模様!気になる続きは以下の次のページにてチェック!